研究・技術

研究開発活動

社会の要請やお客様のニーズが多様化・高度化し、かつそれらが大きく変化している中で、今後も成長が期待される産業分野に的を絞り、当社が得意とする基盤技術を活用して、お客様がかかえる課題をスピーディーに解決していくことで、当社の独自性を発揮し、かつ社会に貢献していくことを、研究開発の基本としています。

1. 研究開発活動のねらいと分野

(1)当社基盤技術のさらなる強化とすそ野の拡大
  • フォーミュレーションをベースとした新機能創出ノウハウの蓄積
  • 薄膜均一なクリーンコーティング技術と関係
    生産技術
  • ラミネーション技術
  • 評価分析技術
(2)省資源、省エネルギー、環境配慮型技術への
指向
  • より低エネルギーでの硬化技術
    (電気絶縁材・接着剤)
  • 溶剤を使用しない粉体塗料技術の応用
  • 環境法規制に適合した薬剤開発
(3)お客様ニーズの的確な把握と課題解決提案型
活動
  • テクノロジーパートナーとしての役割
  • 独自製品の応用や共同開発などによる課題解決
  • 知的財産権の重視・尊重
  • 秘密保持などへの必要な配慮

2. 当社基盤技術の特徴

(1)製品設計

豊富な評価技術、分析機器類の充実、解析技術により、お客様の要求に対して最適な製品設計を行い、高い信頼性を得ています。
お客様に近い場所での設計開発はアプリケーション技術にも応用でき、最適な製品を最適な方法で使用して頂ける体制ができています。
この技術によって長年のソマール研究開発がお客様に高い評価を得てきています。

フォーミュレーション技術
独自に構築してきたノウハウを持つフォーミュレーション技術は、高機能樹脂製品、環境材料製品やフィルムコーティング剤の設計に活かされ、環境法規制に適合しかつ差別化できる優れた機能を有する製品群を提供してきています。
高分子設計と合成技術
ソマールは長年培った合成技術を基に、高分子設計を基礎から行い、高い付加価値のある材料を独自に開発し、製紙薬品や高耐熱樹脂材料に応用しています。
特に高分子エマルジョン技術は、紙パルプ向け歩留及び操業性改善システム用の歩留・凝結剤、排水用凝集剤、流動性改質剤など独自のポリマーを導入した設計技術を基に高い評価を得ています。また、環境負荷低減の要求に応えた研究開発では、常に新製品の提案を行い、紙パルプ業界の発展に大きく寄与しています。
(2)加工技術

優れた機能材料を形にするソマールの加工技術は、高品質で安定した製品の提供を実現し、お客様から高い評価を得ています。

混錬・攪拌技術
フォーミュレーションにより優れた機能を付与された材料は、混錬・攪拌技術によってその性能を実現します。幅広い材料に対応し、これまでに積み上げてきたノウハウ(設備・方法・条件)はソマールの強みです。
コーティング技術
フィルムコーティングの技術は長年養ってきたソマールのコア技術の一つです。高いクリーン設備での塗工・塗布技術により高付加価値製品を提供しています。
粘着・接着の技術にコーティング技術を付加させることにより、ソマール独自の製品の提供を行ってきています。
サンドブラスト加工(サンドマット加工)
サンドブラスト加工(サンドマット加工)は、大きさ約150μm程度の細かい砂をフィルム表面に均一にぶつけることによりフィルム表面に凹凸をつける加工です。
これにより艶消し効果、反射率低減などができます。透明なガラスが摺りガラスになるイメージです。
サンドブラスト加工(サンドマット加工)の
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(3)次世代製品開発に向けて

素材に対する要求に応えて常に新しい提案を行っていきます。ソマールのコア技術である高分子設計、コーティング技術、接着・粘着技術、システム化技術を更に発展させ、「常にお客様に提案できる研究・技術開発」を目指し、今後の環境課題、高付加価値のニーズに応えるため研究開発に経営資源を投入しております。

3. 最近の具体的成果と応用分野例

  1. 高機能フィルム製品

    カメラレンズユニット向け遮光フィルム「ソマブラック」の薄膜・高耐熱化
    粘着フィルム「ソマタック」の高耐熱化 (耐熱UV剥離タイプ)

  2. 絶縁・接着材料「エピフォーム」の次世代自動車用途向けの拡充
  3. リアクティブポリマーを導入した新規歩留剤「リアライザーシリーズ」
  4. 多機能凝結剤「リアライザーAシリーズ」
  5. 環境法規制に対応した殺菌剤「ミクロサイド、キュアサイド、ソマサイドシリーズ」
  6. 食品用増粘安定剤「ソマクルーズ」(ゲル化剤・増粘剤)
  7. 溶媒可溶型ポリイミド「スピクセリア」
  8. 高機能接着シート「ソマフォーム」
  9. 磁気粘性流体「ソマグナー」